In the Hothouse

ネオサイケを紹介するブログです。

Cut CityとBlacklistが活動再開!

ともに00年代後半に活躍したネオサイケバンドである、Cut CityとBlacklistが活動を再開しました。

とても嬉しいです…!!

Cut City の方はSNSなどにレコーディングの様子などを上げていたのですが、Blacklistは意外でした。

 

 

Cut Cityとは?

2005年にデビューしたスウェーデンのネオサイケバンド。

雰囲気としてはThe Soundに近く、シンプルながら骨太のサウンドに特徴がありますね。

2010年まで活動し、2枚のアルバムと3枚のEPをリリースしています。

youtu.be

Blacklistとは?

90年代からShakespaceなどのバンドで活動していた、ジョシュ・ストローンを中心とするバンド。

初期EPでフランスのダークウェーヴバンド、Asylum Partyをカバーするなど、まんま80年代のダークウェーヴをやっていたバンドです。

ニューヨークで2005年に結成し、2011年に解散するまで1枚のアルバムと3枚のEPを残しています。

ジョシュ・ストローンは現在、VauraやAzar Swanなどのバンドで活動中です。

youtu.be

 

思い入れの強いバンドの活動再開は嬉しい

この2つのバンドは、僕がリアルタイムで体験したネオサイケでもあります。

Cut Cityは当時発行されていた「COOKIE SCENE」という音楽雑誌のレビューで知り、購入しました。

めちゃくちゃハマりましたね。「00年代にデビューしたバンドで一番聴いたのはどれ?」と聴かれたら、間違いなくCut Cityと答えます。

 

Blacklistは当時音楽SNSとして人気があった、myspaceで知りました。myspace懐かしいですね〜笑

時代錯誤とも思える80年代感に圧倒された記憶があります。

 

00年代はネオサイケが盛り上がった 

2つのバンドが活躍していた当時、僕は20歳前後でした。

音楽の情報は、雑誌とmiximyspaceで集めていました。miximyspaceも懐かしすぎるな…。

 

00年代は、2002年ごろから80年代ニューウェーヴが再評価され、ニューウェーヴの音楽を現代風に解釈したニューウェーヴリバイバルが盛り上がりました。Franz FerdinandとかThe FutureheadsとかRadio4とか、そういうバンドですね。

その影響で、2005年ごろからネオサイケ・リバイバルが(地味に)起こります。一番有名なのはEditorsかな?

先ほど取り上げた2バンド以外にも、The Mary Onettes、Bell Hollow、She Wants Revenge、The Foreign Resortなどのバンドが活躍しました。オリジナルサイケに近いのだとThe CoralやThe Zutonsもそうですね。

 

さまざまなネオサイケが活躍していましたが、2010年ごろを境に大半が活動を停止したり、音楽性を変えたりしてしまいました。

10年代はネオサイケ冬の時代でしたね。ただ、2018年くらいから徐々に盛り上がりつつある印象もあります。

 

Cut Cityは8月2日、Blacklistは8月7日に新曲発表

話が逸れてしまいました。

Cut Cityは8月2日、Blacklistは8月7日に新曲を発表します。ともにBandcampのオフィシャルページから購入できます。要チェックや!!

cutcity.bandcamp.com

blacklist-motcx.bandcamp.com

ちなみに、2組ともCDで音源も発表しているので、そちらもチェックしましょう!

amzn.to

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