Cut CityとBlacklistが活動再開!
ともに00年代後半に活躍したネオサイケバンドである、Cut CityとBlacklistが活動を再開しました。
とても嬉しいです…!!
Cut City の方はSNSなどにレコーディングの様子などを上げていたのですが、Blacklistは意外でした。
Cut Cityとは?
2005年にデビューしたスウェーデンのネオサイケバンド。
雰囲気としてはThe Soundに近く、シンプルながら骨太のサウンドに特徴がありますね。
2010年まで活動し、2枚のアルバムと3枚のEPをリリースしています。
Blacklistとは?
90年代からShakespaceなどのバンドで活動していた、ジョシュ・ストローンを中心とするバンド。
初期EPでフランスのダークウェーヴバンド、Asylum Partyをカバーするなど、まんま80年代のダークウェーヴをやっていたバンドです。
ニューヨークで2005年に結成し、2011年に解散するまで1枚のアルバムと3枚のEPを残しています。
ジョシュ・ストローンは現在、VauraやAzar Swanなどのバンドで活動中です。
思い入れの強いバンドの活動再開は嬉しい
この2つのバンドは、僕がリアルタイムで体験したネオサイケでもあります。
Cut Cityは当時発行されていた「COOKIE SCENE」という音楽雑誌のレビューで知り、購入しました。
めちゃくちゃハマりましたね。「00年代にデビューしたバンドで一番聴いたのはどれ?」と聴かれたら、間違いなくCut Cityと答えます。
Blacklistは当時音楽SNSとして人気があった、myspaceで知りました。myspace懐かしいですね〜笑
時代錯誤とも思える80年代感に圧倒された記憶があります。
00年代はネオサイケが盛り上がった
2つのバンドが活躍していた当時、僕は20歳前後でした。
音楽の情報は、雑誌とmixiとmyspaceで集めていました。mixiもmyspaceも懐かしすぎるな…。
00年代は、2002年ごろから80年代ニューウェーヴが再評価され、ニューウェーヴの音楽を現代風に解釈したニューウェーヴ・リバイバルが盛り上がりました。Franz FerdinandとかThe FutureheadsとかRadio4とか、そういうバンドですね。
その影響で、2005年ごろからネオサイケ・リバイバルが(地味に)起こります。一番有名なのはEditorsかな?
先ほど取り上げた2バンド以外にも、The Mary Onettes、Bell Hollow、She Wants Revenge、The Foreign Resortなどのバンドが活躍しました。オリジナルサイケに近いのだとThe CoralやThe Zutonsもそうですね。
さまざまなネオサイケが活躍していましたが、2010年ごろを境に大半が活動を停止したり、音楽性を変えたりしてしまいました。
10年代はネオサイケ冬の時代でしたね。ただ、2018年くらいから徐々に盛り上がりつつある印象もあります。
Cut Cityは8月2日、Blacklistは8月7日に新曲発表
話が逸れてしまいました。
Cut Cityは8月2日、Blacklistは8月7日に新曲を発表します。ともにBandcampのオフィシャルページから購入できます。要チェックや!!
ちなみに、2組ともCDで音源も発表しているので、そちらもチェックしましょう!